今週の注目感染症 2020年第24週(6月8日~6月14日)
定点把握対象疾患の定点当たり報告数は、例年並み以下でした。
引き続き、外出後の手洗い・うがいとともに、十分な休養をとるよう心がけてください。
また、お子さんの体調がすぐれない時は、医療機関に電話で相談の上、早目に受診してください。
~インフルエンザ~
今週、定点医療機関から報告があったインフルエンザ患者数は1人(定点当たり0.00)でした。
~COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の流行情報~
令和2年2月1日に「新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令」が施行され、新型コロナウイルス感染症(病原体がベータコロナウイルス属のコロナウイルス(令和2年1月に、中華人民共和国から世界保健機関に対して、人に伝染する能力を有することが新たに報告されたものに限る)であるものに限る)が全数把握対象疾患(指定感染症)に指定されました。
なお、令和2年2月11日に世界保健機関が当疾患を「COVID-19」と命名しました。
COVID-19は埼玉県の感染症発生動向調査では、2020年24週までに1020例の報告がありました。
~麻しん~
麻しんは、感染症発生動向調査では、2019年は35例、2018年は16例、2017年は5例の届出がありました。
2020年は、現時点では届出はありません。
~風しん~
風しんは、感染症発生動向調査では、2020年は、第24週までに3例の届出がありました。
なお、2019年、2018年はそれぞれ198例、190例の届出がありました。
~先天性風しん症候群~
先天性風しん症候群は、感染症発生動向調査では、2012年、2013年、2019年にそれぞれ1例、3例、1例の届出がありました。
【埼玉県感染症情報センターより参照】
(2020年6月17日更新)